ソフトウェアはデザインだとおもう
想像してみてほしい。
人が絵を書くとき、何かを作るとき、完成系がイメージでき一度も失敗や間違いなしに完成できるだろうか。しかも、完全無欠なもの。
絵の書き方でも料理の仕方でもなく、ソフトウェアの開発手法のお話。
「ソフトウェアはデザインである。開発者はデザイナーである。」これは僕が昔も今も変わらない考えの一つ。
大きな会社でありがちないわゆる最初に何でもかんでもかちっと決めて、作り始めちゃったらもう変更はきかないよ。っていうウォータフォール型。
でもね、最初から予見できて設計できる人は神様だと思う。
そんな中うまれたアジャイル型といわれる開発手法がある。
http://www.atmarkit.co.jp/farc/special/scrum/scrum_a.html
よりスピードを求めるプロジェクトほど、有効だと思うし、小回りが利くから、最終的に出来上がる成果物というのはとても満足度の高いものになると思う。
一番悲しいのは、開発の仕方やルールに縛られ技術者がもっと自由に動けないこと。逆にルールがないから幸せかというとそうではないけど、柔軟な考えを持つのは大事だと思う。
前職では、開発までに検討を重ねすぎ、そうこうしているうちに周りの会社はサービスを行ってしまい、後手後手のサービスしか提供できなかった。しかも後発の強みというのも発揮できず。そりゃ、考え始めてるのは最初の方だから後発も何もないよね。なにしろウォーターフォールで作るから途中で変更もできない。
アメリカの本社でスクラムを取り入れ始め、日本でもいくつかのチームが取り入れていった。取り入れて失敗したという話は聞かなかった。
すべてはお客様のために。
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